トラクター(コンバイン)でドライブ

操作方法

トラクターの操縦は普通自動車に似ている部分も多いですね。

コンバインやトラクターにもアクセルやブレーキがついていますが、このあたりは 自動車をとほぼ同じなので難易度は低でしょうか。 ただ左右別々にブレーキがあるので、ここだけはちょっと慣れが必要になります。 なぜそんなことになっているのか、それはトラクターを自由自在に操作するには ブレーキが左右それぞれにあったほうが便利だからです。 ハンドルを大きく回して旋回したい時、内側になる車輪にだけブレーキを効かせた 方が上手に小回りすることができるのです。 田畑を効率良く走り回って耕したいのなら、車体を小回りさせるテクニックが どうしても必要になりますしこれはけっこう重要な性能でしょう。 日本の農耕地はスケールがそれほど大きくないものも多く、旋回やカーブする機会 が少なくありませんからガーッと直進する性能だけに注目してはいけません。 小回りを制しなければ良質な畑にはなれないのです。 しかし普段の運転では不必要な機能ですから、田畑までの移動時には左右のブレーキ をひとつに繋げて操作することもできます。 作業時のみ左右別々にブレーキを操る、ということです。 ちなみにサイドブレーキはありませんが、同じ役割の駐車ブレーキがあります。 スタート地点から作業現場までは普通にブレーキを使い運転して、到着したら左右の ブレーキを独立させるのを忘れないようにしましょう。 作業開始地点に着いたらいろいろと設定することがあります。 ギアを耕転用に変更しますし、PTOもお好みに合わせてください。 オートマティック車しか運転したことがない人が若者に増えていますが、トラクター やコンバインはミッション車に近いので操作するのに最初は戸惑うかもしれません。 前進や後退、ニュートラルは分かるでしょうがクラッチの操作はしたことがない、 という人も20代の男性にはいるでしょう。 ミッション車はエンジンをかける前にクラッチペダルを踏み込んで、動力が伝わら ないようにしておかなければなりません。 トラクターもそうなので、クラッチを切った状態でエンジンをかけましょう。 エンジンが回転したら安定させるためにアクセルペダルを踏んで、回転数上昇させる 行為にすぐさま取り掛かることになります。 この力が弱いとクラッチを繋げたときにエンジンが止まってしまうので、少し多い かも?と心配になるくらい過剰に踏んでおきましょう。 エンジンが温まってきたら前後レバーを前進にしてクラッチを繋げますが、エンジンが 止まらないよう適度にアクセルペダルを踏み続けることも忘れずにします。 この操作は自動車教習所でミッション車に初めて乗った時にも味わえる、少々難易度 が高いテクニックなので覚悟しておくといいでしょうね。 最初は感覚がわからずエンストさせてしまうかもしれませんが、挫けずに何度も トライして数日のうちに習得して下さい。 事前に知り合いの中古のコンバインやトラクターで練習させてもらっておけばなお 良いでしょうが、そこまでしなくても問題はありません。 クラッチが繋がったらエンジンのパワーが車輪に伝達され、トラクターが前方に ゆっくりと進みだしますからロータリーをおろします。 どこまで降ろすかは走り出してからレバー調整するのがいいので、正確にはエンジン をかける位置イコール作業開始地点ではないほうがよろしいでしょう。 耕したい場所の少し手前で準備を整え、進みだしてからロータリーの調整を行い 目標点に達したときにはベストな状態になっている、というのが最良です。 そこまでの距離は何度も経験すれば定まってきますし、最初は余裕をもって少し多目 に用意しておき、徐々にその距離を詰めていく、という戦法が初心者にお勧めです。 余裕がありすぎてもロータリーを降ろすタイミングを待てばいいだけですので、 作業にそれほど支障はきたしませんからね。